前回の記事:大島薫の自画撮り戦国時代③
第3回:自己顕示欲を満たそう!
RTとふぁぼがもらえる自画撮りアップ術
さあ! 完璧な一枚が撮れたら、その写メをSNSにアップしましょう! 携帯電話が登場してから、投稿できる場も徐々に変化を遂げて来ました。掲示板、ブログ、SNS……せっかく綺麗に撮った写真を、誰かに見てもらわない手はありません。そして、見られることを意識して撮った自画撮りは、もはやあなたの「作品」と言っても過言ではありません。指先一つの小さな一歩を踏み出してみませんか?
必ずコメントを付ける
たまに無言で写メだけ載せている方を見ます。もちろん見てもらいたいメインが、写メであることは間違いないのですが、必ず一言添えるようにしましょう。ここでポイントになるのは、どれだけ自分に自信がなくても、マイナスのコメントは付けないということです。「ブサイクだけど自画撮りしたよ」なんてのは、言わなくてもいいことで、見ていて気分の良いものではありません。かといって、「あたし美人でしょ?!」と書くのも痛すぎて見ていられません。ではどんなコメントが人を惹きつけるのでしょうか?
コンセプトをはっきりさせる
例えば、「例のタートルネックを着てみました」などがそれです。Twitterなどは特にRT先でコメントができる画像が伸びる傾向にあります。いまちょうど流行っているものや、クスリと笑ってしまうようなもの、そういった「一体これは何の画像なのか」ということが、一目でわかるコメントがあると拡散しやすいでしょう。
コスプレ
これもコンセプトがはっきりしていて、わかりやすい例ですね。特にそのとき流行りのコスプレなどは拡散しやすいといえるでしょう。ただにわかでやると、叩かれてしまう原因にもなりますし、そもそもコスプレ自体に嫌悪感を示す人も存在するので、あなたが思い入れのあるアニメや漫画のキャラクターのコスプレをするのが一番だと思います。
画質にこだわる
どれだけかわいく撮れていても、画質が悪いとどうも受けも悪くなってしまうようです。スマホのカメラアプリもいまはかなりの種類が出ていて、かなりの高解像度で撮影ができるものも多くなりました。できるだけ綺麗に撮れるものを選びましょう。あと、暗い部屋や、ノイズの入りやすい場所での撮影も避けたほうが良いようです。ボクは時間のあるときは、できるだけ一眼レフを使って撮るようにしています。あなたがそこまでする必要があるかは別ですが、もしどうしても画質を向上させたいのであれば、こちらも検討してみてはいかがでしょうか。
男と書く
えー……、「男です」とか「女装男子です」とか書くとRTが伸びます(笑)。実際、ネットには「これ男なんだって!」といって出回っている画像で、調べると本当は女性だったりするパターンが結構あります。しかし、これは、まあ、嘘になってしまうので別ですが、要は自分の良さは何かを見極めるということが大切というこですね。例えば、「メイク前とメイク後を比較してみました」なんてツイートをされる方は、自分の武器がメイク力だということを知っているからできるわけで、そういったツイートは他人には真似できない自分だけの自画撮りになります。あなたの魅力をあなた自身が知るということが、自画撮りには必要なんですね。
さて、3回に渡ってお送りしてきた「大島薫の自画撮り戦国時代」でしたが、皆さんいかがでしたでしょうか。世の中あなたを成長させてくれるものは、たくさんあります。趣味や仕事ももちろんそうですが、自画撮りだって自分自身を知るきっかけを与えてくれる大切なツールです。あなたの一番の味方はあなた自身ですから、自分の可能性を信じて、まずは一枚パシャリと携帯を自分に向けてみましょう。
[プロフィール]大島薫
純粋な男性でありながら、男の娘として大手AVメーカーと専属契約をした元AV女優。現在はタレントとして活動中。ヴィレッジヴァンガード、シンデレラバスト専用下着ブランド「feast by GOMI HAYAKAWA」ではモデルとしても抜擢されており、GAP原宿フラッグシップ店での「OUT IN JAPAN」プロジェクトでは、多くの著名人と並び男の娘として大々的に紹介された。作家としての執筆活動も熱心に行っている。